5/8 親鼻水位1.39
ベーシック初級GWが明けて、静かな長瀞です。あのGWの雑踏が嘘のよう。人の数は随分と違いますが、川の流れは変わらず、青空の下、キラキラと光って気持ちのいいカヤック日和でした。
講習は「リーニングが上手く出来ない」「エディキャッチでふらつく」というお悩みで、そこを意識して練習しました。エディキャッチでふらつくのも、結局リーニングです。傾け不足だったり、リーンを掛けるタイミング。あとは流れの変化に気付けるか。
よく言っていますが、リーニングは『押し下げる』。陸上でもシミュレーションしてみましたが、左右の骨盤をエッジに乗せるようなイメージです。そのためには振り向き。身体をしっかり捻ること。特にターンであれば、ターン方向を振り向けば、リーンもついてきます。講習では、リーンの補助としてローブレス、ハイブレスもやりました。
午後はくつなしまでダウンリバー。パックラフトでは何回も下った長瀞ですが、カヤックでは初めて。Oさん、初めての川のように緊張していましたね。
ダウンリバーで大事なのは、まずはコース取り。危険な箇所はどこにあるのか?安全なコースはどれか?を考える。そのためにスカウティングが必要で、エディを掴みながら下るのが基本。そこで課題の「エディキャッチでふらつく」が発生します。ふらつく場所はエディラインです。エディラインはそういう場所ですから、素早く抜けること。素早く抜けるには、エディラインで回されないことと、横のスピードが必要になります。講習でも、このリーンの切り替えをいっぱいやりました。そして流れの変化。エディには反転流がある場合があり、そういう場所は特に回されやすくなります。見た目は緩やかでも、渦が発生していると”ふらつく”のがよく分かったと思います。流れの変化を見極め観察力も大事ですね。