11/3 親鼻水位1.23
3連休、天気も良いし暖かいし、絶好の行楽日和。紅葉もちょっぴり進み、久しぶりに長瀞が人でいっぱいでした。小滝にもギャラリーがいっぱい。帰りも渋滞でしたよ。 前回もやりましたが、エディラインでふらつくのが怖いということなので、今回もエディラインの対策。 なぜ、ふらつくのか?というと、水が当たってデッキに乗っかってこようとするから。では、それをどう防げばいいか? リーニングもそのひとつ。ボトムに受け流すイメージを持って。もう一つ、水が当たって、それを押し返そうするのが原因。なので、押し返さない。では、なぜ押し返してしまうのだろうか? それは、真っ直ぐ進みたいと思っているから。まだターンしたい場面じゃないのに、意に反して押されてしまい、なんとかアングルを戻そうとする。それが、間違っているというわけではありませんが、原因はそこです。 そこで、本日は『流れが当たったら、逆らわないようにしましょう。』というのがテーマ。具体的には、重心です。10時アングルでエディで助走してきて、流れに入ろうとする場面。上半身の慣性はそのまま10時です。しかし、カヤックは押されて8時くらいに向く。そうなると重心は中心より上流側に寄ってしまいます。そりゃ、危ないですね。当たるタイミングで重心を下流に移動するがコツ。視線も重要ですよ。 でも、それじゃ早くに曲がってしまって、奥に入れない。と思うかもしれませんが、まずは、流れが当たってカヤックがどう進むか?を理解すること。流れが計算出来ずに、自分の漕ぎだけで進もうと思っているから、上手くいかない。エディラインではどう進むか?が計算出来るようになれば、逆算した助走や、タイミングを合わせた漕ぎが出来るようになってきます。まずは、流れと一体になって進むことに慣れてみましょう。 #
by bpkayaks
| 2023-11-03 22:09
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11/1 親鼻水位1.22
11月に入りましたが、暖かいですね。ありがたいのかどうなのか・・・。 水はだいぶ少なくなって、長瀞ライン下りは通らなくなりました。静かで漕ぎやすいです。 さて講習は、「ストリームインのときに手前で回って、もっと奥に入るようになりたい。」というリクエスト。 ストリームインで上手く入るためには、 ・アングル ・助走スピード ・ストロークのタイミング ・リーニング で調整します。これらはオーソドックスな手法で、よく目にする内容です。今回はスライス(スカーリング)を使って、アングルキープする方法を練習しました。 まずは踏み切りの一打。そもそもエディラインでのストロークで曲がってしまっては奥に入れない。ここで、いかに真っ直ぐ進ませる漕ぎが出来るか。まあ、これが難しいから、皆さん苦労するのですが。くい打ち方式のストロークと、より膝を引き寄せやすくるするため、真っ直ぐのフォワードストロークではなくて、ちょっとスカーリングぎみに漕いでみるのを試してみました。 次に、流れに入ってからのキャッチ。通常、流れを掴めば下流に引っ張られるのですが、ここもスカーリングぎみに漕いでスライスさせながら、支点としての水圧は受け、膝を外(上流)に押してアングルキープ。 この方法も簡単ではないのですが、微調整するのにとても便利。練習だから、わざと長くキープ出来るか?試していますが、実践では少しの距離使えればいいのです。その少しが、より正確に狙ったラインを漕げるようになります。 このベースになるのが、スカーリングやくい打ち方式のストローク。そして、パドルの構え。脇が開いていたら、水を掴みきれないのです。常に脇を絞るように心がけましょう。 #
by bpkayaks
| 2023-11-01 22:11
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10/31 親鼻水位1.23
10月も最後になりました。今年もあと2ヶ月と思うとなんか寂しいですが、紅葉の長瀞はまた私たちの目を愉しませてくれます。 講習は月2で来て頂いているTさん。だいぶ流れにも慣れてきました。そこで今回は基礎のストロークを掘り下げてみました。まずは最も重要なフォワードストロークから。脇を絞めることを意識して、ブレードに受ける圧を体幹で感じるようにします。腕は単にシャフトの役目です。肘が曲がってしまうと、力はそこで逃げて伝わらない。脇を絞めることで、腕は脱力していても力が伝わってくれます。 ドロー、スカーリングにも時間を割きました。ブレードに水圧を感じることで、支点となり、腰・膝を使ってカヤックを動かす。この本質を実感するのにいい練習メニューです。膝が使えるかどうかは、目線も重要。ブレードを見ていると、ついパドルを動かしてしまうけど、行き先を見ることで、下半身を動かせるようになります。ドロー、スカーリングは横に動かすストロークですが、実践ではいろんな場面で使えます。まずは、ベースになる感覚を磨いておきましょう。 次は流れで実践。本流上をしっかりフォワードストロークしてみました。ブレードに重みがあれば、そこを支点に波がぶつかるときにカヤックをグッと抑えることができる。Tさん、いいタイミングでパドルが入り、しっかり抑えていました。セイゴも小滝でもばっちりでしたね。 #
by bpkayaks
| 2023-10-31 21:25
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10/29 親鼻水位1.24
今日の長瀞は久しぶりにカヤッカーで賑わっていました。ライン下りも多かったし。賑わっているのはいいですね。 午前は先週、ロールに成功したNさん。ロールが出来るようになると、気持ちも攻めていけるようになります。のはずでしたが・・・。今日は怖さが出たのか少し硬かったようです。緊張すると余計に流れの影響を受けてフラフラしてしまいやすい。 川では、流れの影響を受けるのは当たり前で、いかにそれに対応できるか? 静水であれば、自分の漕ぎがすべて。自分のタイミングで漕げばいい。しかし、流れではエディラインなど、変化にあわせて漕がないといけない。エディラインで、「ちょっと横向きだな」と思ったら、その手前でアングルを変えなきゃだし、もし、横向きに入ってしまったら、横向きに入ったなりの対応をしなければいけない。横向きなのに、斜めに入ったときと同じイメージ(狙い)ではいけない、変えなきゃです。 後半、沈してから動きが良くなりましたね。一回、泳いで気持ちが吹っ切れたようです。メンタル大事ですね。自信を持ちましょう! 午後はフリースタイル講習。スピンとサーフィンを練習しました。 鉄橋下でのスピンは、水は少なかったですが、左右ともにスピンが出来ました。Sさんもだいぶ回れるようになっていました。みんなが長良川に行っている間に自主練していたのが効いたかな。スピンの動きはもう十分理解出来ているようですが、より確実に残る、スムーズに回るには、もっと水の動きを読み、ボートの動きを感じることです。水を見て、この後ボートがどう動くか予測し、実際、カヤックは今どう動いているか?感じる。そしたら、その動きに対応してあげる。 サーフィンもいっしょ。この場所では、こういうことが起き、カヤックはどっちに動こうとしているか瞬時に感じる。対応が遅れると出ちゃいますね。ちなみに水を感じるには、漕ぎ過ぎてはいけません。手を休めてお尻のセンサーに集中するのも大事ですよ。 #
by bpkayaks
| 2023-10-29 21:47
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10/28 親鼻水位1.24
本日は久しぶりに寄居のスラローム講習以来になるAさん。その間も週1,2はずっと漕いでいたので、けっこうなパドリング数です。練習は嘘をつきません、上達しているはずですが、本人は伸び悩んでいると感じているもよう。エディラインで沈したり、ロールも覚えられていない・・・。というのが気になっているのでしょう。聞くと、やはり、がむしゃらに手数多く漕ぎ過ぎているみたい。ロールも独学では厳しいでしょう。 ところで、Aさん、毎回練習のときのことをノートに記録しているそうです。ノートを見せて貰いましたが、川の流れまで絵に描いて、とても丁寧に細かくメモしてあります。まるで学生の部活のよう。練習内容をノートに記録する、とっても良いことだと思います。もちろん、講習で習ったことなど単純に内容を反復理解する効果もありますが、自分が素晴らしいなと思うのは、その情熱です。家に帰ってからもカヤックのことを考えている、陸の上にいても常に頭の中にカヤックがある。こんなこと、人生でありますか?まさに青春時代ですね。 ということで、講習はロールとエディラインの対策。漕ぎを直に見るのは久しぶりでしたが、フォームは良くなっていましたよ。夏のパドリングの成果です。まずはストロークで、『くい打ち方式』と『スクリュー方式』の違いを説明。理解が深まることで、何が良い漕ぎか?分かってきます。 『くい打ち方式』が、よく私が言っている、「パドルは動かさないで、カヤックを動かす」です。だからといって、『スクリュー方式』がダメなわけではありません。手漕ぎになっているのはダメですが、背筋を使った『スクリュー方式』の方が向いている場面もあります。 エディラインを超えるときは、『くい打ち方式』を使うので、これを練習。すぐにマスターできるものでもないので、常に心がけていましょう。 他にも大事なのが、「流れが読めているか?」そもそもエディラインが見えていなくてはです。くっきりと出ているエディラインは分かりますが、徐々に変化しているものや、ゆっくりした流れは逆に気付きにくいもの。ボイルや反転流も見逃さないように。見えていれば、それに対応した漕ぎをする。まずは”見えるようになる”ことが必要。そのためにも、ゆっくり漕ぐ『くい打ち方式』が有効です。 手数が少ない漕ぎなのに、上手くストリームイン・アウト出来るようになりましたね。軽くゆっくり漕げたからこそですよ。 そして、難関だったロールも成功しました!転覆してセットからのパドルの動きをイメトレする人は多いと思いますが、そこが混乱のもと。ただ、シンプルにスイープ、横に回すだけです。 ロール後半は、頭を上げるのではなくて、外から中へ。つい”上に”気持ちが行ってしまいますが、”横へ”ですよ。 ロールも出来たし、ゆっくり漕ぎも出来た。まだまだ青春時代は続きそうですね。 #
by bpkayaks
| 2023-10-28 21:07
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